代表の言葉
産業廃棄物として大量に排出され続けている瓦
その排出量は、全国で100万トン近くあることが想定されています。
その殆どが、通常は安定型処分場に埋め立て処分されています。
また、その形状から埋め立て効率が悪く、処分場では厄介者とされていました。
私たち瓦リサイクル事業協同組合は瓦を廃棄物ではなく、新たな再生資源として処分から 製造にかえることが本来のリサイクルであると考えます。
今、世界はいかにして環境負荷を少なくし、Co2を削減し、低炭素社会構築をしていくかということが課題となっています。
その課題解決の一つとして瓦リサイクル事業協同組合は組合員一丸となって頑張ります。
代表理事 谷田政行
事業内容
産業廃棄物の瓦をリサイクルして粒度を揃えた製品の瓦骨材の販売
瓦骨材 種類 | 瓦骨材 粒度 | 15kg/袋 | 1m³(≒1t) | 運 賃 | ||
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赤 系 | 0~3mm | 4~8mm | 9~15mm | ¥300 | ¥5,000 | 運賃別途 |
黒 系 | 0~3mm | 4~8mm | 9~15mm | ¥300 | ¥5,000 | 運賃別途 |
*オーバーサイズ(15mm以上)も御用意できます
*運賃は最短の施設からの発送になります。 |
瓦骨材を使用する建設資材の販売
防草シート KOMA100EX | 100cm×50m | ¥7,810 | 運賃別途 |
瓦骨材を使った2次製品の営業、提案
公共工事での瓦のリサイクル品は、全国で多く使用されています。
九州では、まだまだ普及できていないのが現状です。
私たちは、九州各県の組合員が各自治体にリサイクルと、環境、そして実績を示していけるように働きかけます。
瓦骨材を利用する、新建材の開発
たとえば、従来の工法よりも時間短縮、予算削減でき、尚且つリサイクルが進む
私たちは、そういった2次製品の開発 または、農業や環境にもっと視野を広げて日々研究開発をしています。
九州での産業廃棄物の瓦材埋立て処分の削減
全国で年間100万トン以上排出されるといわれている廃棄瓦。
今までは、その殆どが安定型処分場に埋め立てられていました。
セメント瓦は再生砕石と同じ処分として再利用されていますが粘土で成形された、三州瓦、淡路瓦、石州瓦、 また九州では城島瓦、宮崎瓦、鹿屋瓦、日置瓦等は1000度以上という高温で焼かれ、 セラミックになった瓦は、硬く処分するときにも厄介な製品でした。
たくさんのエネルギーを注ぎ込まれた瓦は、役目を終えた後、良質な資材として利用することが安定型処分場の埋立て量を減らし、 リサイクル材として多くの利点を持つ瓦を資材として使用することで、資源を未来に残すことにつながると思います。
地産地消、地方再生のために埋立て処分の削減を目指します。
製造業としてのCO2の削減と数値のデーター公開、提案等
リサイクル製品環境負荷簡易評価ツール EATRP-ver1.0【http://recycle-nintei.eco.coocan.jp/】 この評価ツールは、国立環境研究所と富山県環境科学センターの共同研究により作成されたものです。
たとえば、瓦リサイクル骨材を2次製品に利用した場合100tの瓦骨材により、 認定製品を1トン製造、利用すると二酸化炭素排出削減量は 27.74kg-CO2
認定製品の年間生産量・利用料は100tとすると二酸化炭素削減量は 2.8t
このように、瓦のリサイクルによって、排出量を削減できる 九州で、各県で年間の製造、利用をデーター化し公表することがリサイクルを行っている証なのです。
ポリシー
- 我々は、九州の建設廃材の瓦をリサイクル資材にします。
- 我々は、安全・安心な瓦リサイクルを目指します。
環境活動への取組み
- 組合で瓦リサイクルされた数量のデーター化(年間の瓦リサイクル数値化)
- 組合員の環境方針の徹底、環境活動の啓蒙、教育
- 生産事業活動に於ける環境負荷低減への取組み
基本理念
組織を法人化することで環境保全、次世代へ残す資源、減らす埋立て処分に対して九州瓦リサイクル組合の 組合員が果たすべき使命を全うできる体制が整いました。
瓦リサイクル事業協同組合は瓦リサイクルの製品規格統一化、技術教育、啓蒙活動、環境リサイクル時代に対応する社会貢献活動を瓦リサイクル事業協同組合の組織活動の主課題として全力で取り組んでいきます。
組織概要
- 組織名 瓦リサイクル事業協同組合
- 本部 〒845-0024 佐賀県小城市三日月町道辺1432-3
- 事務局 〒840-2205 佐賀県佐賀市川副町南里256-1
- TEL:0952-37-8181
- FAX:0952-97-8814